第2.65世界線　【架空国家を作ろう】

ビザンツ・ギリシア帝国の皇帝ギリシア3世の弟でユスティニアヌス2世の次男として1999年に誕生した。幼少期に見たナチスドイツの詳細な情報に惹かれてしまい過激な性格に歪んだ。その為、兄の予備と言う事で教育を受ける筈が後継者から外される結果となった。しかし、その結果としてのびのびとその残虐性を育む事となってしまう。
11歳の時に宮殿に迷い込んだ猫を四肢を切り落として内臓を引きずり出すという残虐な行為で殺害している。13歳の時には通っていた中学の同級生をナイフで突き刺し負傷させて以降は宮殿内で、軟禁状態で過ごす事になった（ギリシア3世を始めとした家族とみなした人物には優しく、穏やかな性格であった為）。
16歳の時にはその残虐性を見出されてシリア強制収容所の所長となる（実験は副所長となった元所長のまま）。しかし、オットーは僅か1年で収容所内を掌握。副所長をミスをさせて追い出し自ら運営する事になった。これ以降、強制収容所では休憩時間と就寝時間、食事時間が合計僅か4時間程しか与えられず、強制労働が行われる事となり、死者が増加した。
2022年3月、グラナダ＝ヘーゲモニア帝国が崩壊し、そこの貴族であるローマ系3家が保護されると皇族の一人として式典などに参加して歓迎した。クラウディウス家当主が暗殺されるとその当主の次女と婚姻しクラウディウス家当主に就任した。オットーは現在もシリア強制収容所の運営を行っているため実質的にクラウディウス家は強制収容所を運営する貴族となった。
次女との仲は悪くはないらしく、仲睦まじい姿で歩いている姿を目撃されている。

ギリシア3世やルアーナが家族にいる。入り婿になってからはクラウディウス家が義実家となった。現在はその当主としてクラウディウス家の統制を行っているとの事。

上記の通りその残虐性から幼少期には狂気的なエピソードが多く存在する。

その中で最も悲惨だったのが小学生時代の同級生へのいじめである。オットーはクラスの頂点に君臨し厳しい階級制度を作り上げた。オットーを頂点にその直下に親衛隊とも言える賛同する男女4名が、その下に人種ごとに振り分けが行われた。その中で最下層に位置したA（仮称）とB（仮称）は半年後に自殺するまで悲惨な目に遭っていたとされている。教師すら抱き込んだオットーはその二人を親元から離し、学校内で寝泊まりをさせた。親にはオットーが「気に入ったので将来傍に置きたい。なのでこちらで住み込みで通って欲しい」と言って多額の金を渡し納得させていた。学校から出る事を禁止された二人は昼間はオットー達にいじめを受け、夜は裸から薄着一枚のみで縛られた状態で教室内に放置されていた。そんな状態のため、朝と夜に食事は出来ず、昼には地面に落とされた料理を床ごと舐めとる勢いで食べさせられていた。
更にオットーやその親衛隊4人のサンドバッグとなって暴行を受ける事もあったという。授業中は椅子や机を使う事は許されず、犬のお座りのような格好で廊下に出されていたという。
そんな状況に耐えられなくなったからなのか二人は放課後に屋上の上から飛び降り、自殺した。当時は学校全体が口裏を合わせていて真相が判明したのはつい最近になってからである。因みに当時親衛隊となっていた4人は現在もオットーの側近として傍に居り、シリア強制収容所の運営の手助けなどを行っている。

オットーの狂気性として人種差別がある。彼はナチスと同じようにユダヤ人を劣等人種と断定しており強制収容所内のユダヤ人の地位を最下層に置いた。他の囚人たちがその者達に何をしようと許されており囚人たちのストレスのはけ口としても利用させていた。
そして、2020年9月にとんでもないことを起した。脱走に失敗したユダヤ人を処刑したのだがその方法が悲惨だった。彼はそのユダヤ人に麻薬を大量に摂取させ脳が壊れるギリギリまで使わせると効果が切れて苦しむ彼をあざ笑い、特別に調合された毒薬を麻薬と偽り摂取させた。これは摂取すればするほど毒性が強くなる毒物でそのユダヤ人は毒に苦しみ、麻薬の禁断症状で苦しみながら死んだという。それを笑いながら見ており職員が恐怖したという記述が残っている。
その様子は強制収容所内で生中継で放送されており脱走者がどうなるのかの見せしめとなったという。