Mi-35 Battle Hind Mk-3
要目
全長18.2m
全幅6.66m
全高4.5m
空虚重量8100kg
最大離陸重量2400kg
速度290km
乗員2人/兵士6人
搭載兵装固定武装:25mm4砲身チェーンガン「IS-6」各種武装:翼下ハードポイントにスマートロケット「RA-T」64発 or 無誘導ロケット「RA-S」64発 対戦車ミサイル「M-12 スコーピオン」×8発 空対空ミサイル「AA-9 ピューマ」×8発 23mmガンポッド
エンジン出力4930hp

概要

Mi-35B3は、ロシアの攻撃ヘリコプターであるMi-35を原型として開発された、ロスカナス共和国軍の強襲ヘリコプターである。この種の「攻撃ヘリコプター」としては異例の大型機であるが、これはMi-24シリーズのコンセプトである強力な武装で地上を制圧しつつ搭乗させた歩兵部隊を展開してヘリボーン任務を行うことを想定して開発されたためで、歩兵戦闘車のヘリコプター版ともいえるコンセプトである。しかし、戦闘と輸送という二つの役割を一機に担わせる設計は、結果的に悪い折衷になってしまったことから、生産国ロシアでは後継機であるMi-28やKa-50/Ka-52はより対地攻撃に特化したものとなった。
しかし、共和国軍部はMi-35を元に悪い折衷を凌駕するほどの性能を持たせることができれば強襲ヘリとしてより先鋭化されるのでは無いか?という案から開発が始まった。

機体

Mi-35B3 は複合材の3枚ブレードを鋼製プレートを介してローターヘッドにヒンジレスで取付けられたメインローターを上下に配置した、カモフ社独特の二重反転式メインローターを参考に開発し、操縦席は従来のMi-24と同じタンデム型複座機で、機体後部には垂直安定板と方向舵、翼端に安定板を備えた水平安定板を装備しており、Mi-35シリーズを上回る高度な運動性を有し、二重反転式メインローターによってもたらされる安定した飛行特性を持たせることに成功した。
Mi-35B3は、敵陣地強襲及び対地攻撃能力を有する機体として開発されたため、基準の武装としては対戦車ミサイル8発かロケット弾128発などの重武装を可能としているが、運動性が非常に強化されており、実地試験の結果から空対空武装も可能となった。
武装は機体の中央胴体両側面に兵装パイロンが付いた小翼を装備しており、そこに対戦車ミサイル「M-12 スコーピオン」×8発 空対空ミサイル「AA-9 ピューマ」×8発、23mm機関砲ポッド、スマートロケット「RA-T」64発 or 無誘導ロケット「RA-S」64発を搭載可能でロケット弾に関しては全ハードポイントに装着が可能で最大搭載数は128発というペイロードを誇る。固定武装は25mm4砲身チェーンガン「IS-6」を搭載しており強力な武装を持つ。
機体中央上部にVN-A補助動力装置(APU)を搭載しており、エンジン始動と油圧・電力供給に使用されるが、緊急時での自動消火装置の作動、2基あるエンジンの内の1基のエンジンにダメージ発生した時の油圧低下の際には、APUが補助的に作動するようになっている。
中央部にはMi-24シリーズにある兵員室があり、フライトエンジニア1名と完全武装した兵員5名を搭乗させることができる。Mi-24から二人ほど減少している理由としては運動性増加のための多少の軽量化やその他機器を搭載した事、装甲の重装化による理由が原因である。また、最大で1.0tの物資を搭載可能で兵員室の扉は上下に分割されており、上半分にある窓を開けて射撃が可能なほか、下半分は乗り降りの際のステップを兼ねる。また、高高度飛行とNBC(核、生物、化学)戦に備えて、コックピットと兵員室はあらかじめ与圧されている。

武装

  • 25mmチェーンガン「IS-6」
元々航空機関砲用に開発された電動式3砲身ガトリング砲であったがトライアルにて他が採用されたため、Mi-35B3に搭載可能な様に軽量化され、改良が施された。生産者はインダストリアル・ソブレナス社である。
700発のベルトリンク弾薬が弾倉から供給され、給弾システム内の弾薬とあわせて750発の弾丸を携行する。射撃レートは1分間に650発で射撃訓練では通常、30-50発のバースト射撃を行う。
  • スマートロケット「RA-T」
  • 無誘導ロケット「RA-S」
  • 対戦車ミサイル「M-12スコーピオン」
スコーピオン対戦車ミサイルはグラスファイバーと強化プラスチック繊維性の容器に格納された攻撃ヘリなどに搭載される対戦車ミサイルである。地上用の兵器にも搭載可能で汎用性も高い。誘導方式は電波誘導方式と赤外線アクティブ誘導方式がある。弾頭は2段方式のタンデム弾頭を使用しERAなどに対しても効果を発揮する。
・射程 4km
・速度 M1.8
・誘導方式 電波誘導/赤外線アクティブ
・貫通力 RHA 900mm
  • 派生型
・M-12-D
高爆発性の炸薬を充填したサーモバリック弾頭。対人、非装甲目標、建造物に対して大きな効力を発揮する。
・M-12-S
多目的スマート弾頭(HEMP)、このバージョンにはヘリコプターや近接時の航空機、また軽装甲目標に対しても使用可能な近接信管装備のミサイルでターゲットから4mの範囲に接近すると炸裂する。
・M-12-V
スコーピオンをより改良し、射程を大幅に(10km)に拡大した改修型で改良された弾頭はERA貫通後1020mmの圧延装甲板を貫通する能力を持つ。

  • 空対空ミサイル「AA-9ピューマ」

装甲

機体とメインローターは、Ka-50のデータとMi-24のデータをを元に非常に堅牢な作りで生存性を高めており、機体はスチール装甲とチタン系複合材が機体各部に使用されているため、全備重量は9.8tに達しているがエンジンのパワーと性能を向上させた為運動性はむしろ向上している。この堅牢な作りにより、西側の標準的重機関銃の12.7mm徹甲弾の直撃に耐えることが可能となっている。
操縦席周辺は特に念入りな防弾装備が施されており、複合材とチタン防弾板による重量が280kg以上の二重の防弾鋼板で囲まれ、100mからの距離で23mm弾に耐えることが可能で、風防とキャノピーは厚さ55mmの平面防弾ガラスで12.7mm徹甲弾に耐えられる。メインローターのローターブレードは23mm対空砲弾の破裂片に耐えられることが可能であり、自動小銃による30発の孔が開いた状態でも95時間飛行可能である。ローターマストにあるスワッシュプレートは23mm口径機関砲弾2発を撃たれても飛行できるほか、ローター・ギアボックスのオイルがすべて無くなっても30分間は飛行できる。
燃料タンクは内部には防弾ゴム材が充填され、破損した場合でもゴムが被弾した穴を迅速に塞ぐ。外部はセルフシーリング機能を持つカバーで覆われた防弾装備が施されている。

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