第2.65世界線　【架空国家を作ろう】

開館時間	朝06時30分
閉館時間	夜21時30分
休館日	無し
入場料	無し

統一君主国の戦没者祈念墓地公園内にある王立の資料館である。おもに1958年に「戦争の悲惨さ」と「平和のすばらしさ」を伝えるために作られた。統一君主国の戦史資料館としては唯一の国営施設である。展示物としては戦没者の遺品などが主に展示されている。屋外には統一君主国の戦没者を慰霊する戦没者追悼慰霊墓地がある。戦没者追悼慰霊墓地は陸軍の管轄であるが、この資料館は中央国史編纂室の管轄下に置かれている。

戦死した兵士から回収した遺留品や、無差別爆撃などで戦死した国民の写真や遺留品など非常に多岐にわたる。その展示の中には、カラー化されたやけどの写真など生々しいものが多く含まれている。また、ベトナム戦争時や近年の戦争に至るまで、様々な人が記録してきた戦争資料について幅広く展示している。過去には、戦死した国民の頭蓋骨などを展示していたがこれは「死者の尊厳に反する」とされ展示が中止されたものもある。また、化学兵器などで戦死した兵士の組織や内臓などがホルマリン漬けにされ地下の資料室で厳重に保存されている。これらの収蔵品には、月に一回キリスト教の聖職者により祈りのミサが捧げられることになっている。

本館の主な資料の一つにやけどした皮膚や薬物やウイルスの影響で実際のものよりも変わった肝臓や心臓などがホルマリン漬けになって展示されていた。また、動物実験などの影響で皮膚が大きくただれたサルなどの剥製を展示していた。しかし、これらは「あまりにも刺激が強すぎて戦争という言葉を国民が聞いたときに『グロテスク』という印象を抱かせる」などと批判されていた。
また、ホルマリン漬けなどは「故人の遺体を本人の許可無く展示することは尊厳に反する」などという世論が強まっていった。
こういった声を受けて戦争資料館はホルマリン漬けの一般展示を当面停止するという声明を出した。現在は地下資料庫に収蔵してあるとされる。ただ、現在でも企画展などでは展示されることはあり、その姿は来館者に大きな教訓を与えている。

国鉄文化公園線「記念公園前」下車徒歩10分