C-90「A'guila」
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kingzeputozeta 2022年05月15日(日) 01:28:54履歴
| C-90 「Àguila」 | |
 | |
| 要目 | |
| 全長 | 22m |
| 全幅 | 15.5m |
| 全高 | 5.9m |
| 空虚重量 | 17500kg |
| 最大離陸重量 | 35000kg |
| 速度 | マッハ2.5 |
| 乗員 | 1名または2名 |
| 固定兵装 | 30mm機関砲 |
| エンジン出力 | 90kN×2基(ドライ時) 150kN×2基(アフターバーナー使用時) |
概要 
開発経緯
C-90の開発は1970年代前半から始められていた。当時の仮想敵であるアメリカ空軍は、新鋭機であるF-15を配備し始めていた。これに対峙するグラン・メキシコ空軍では当時、大型戦闘機であるC-70およびC-70をベースとした戦闘爆撃機であるCB-70、そしてこれらを補完する戦闘機であるC-74が配備されていた。しかしC-70戦闘機はアメリカ空軍の戦略爆撃機、早期警戒管制機、巡航ミサイルを迎撃するために開発されたミサイルキャリアーで、速度性能や高速度域での安定性や航続距離には優れていたため爆撃機としても優秀であったが、機動性は低かった。また、前線での制空任務を担うことが期待されていたC-74は可変翼機で、高速性能、短距離離着陸性能、そしてある程度の機動性を兼ね備えていたが、機動性はF-15戦闘機ほどではなく、航続距離でも劣っていた。そこで、F-15戦闘機に対抗可能な新型戦闘機によりC-70とC-74を代替すべきだ、との意見が強くなり、開発計画が策定された。計画では高速性能、アビオニクスの性能に加え、敵の制空戦闘機に対する機動性での優位を確立し、また単一の機体で制空や対地攻撃などあらゆる任務に対応することも必要とされた。アメリカ空軍がF-16戦闘機の大量配備を開始すると計画はさらに急速に進められ、C-70を代替する戦闘機として「次期長距離多用途戦闘機」が、C-74を代替する戦闘機として「次期前線戦闘機」がそれぞれ開発されることとなった。このうち、「次期長距離多用途戦闘機」として開発されたのがC-90戦闘機である。1987年より急ピッチで量産が進められたが、その存在は3年間秘匿されており、1990年になってようやくその存在が明らかにされた。
能力
武装
固定武装
C-90では、固定武装として、機体右側のレドーム脇のポッドに「AC-86」航空機関砲を搭載している。30×165mm弾を発射する航空機関砲で、古典的なショートリコイル方式を採用していながら、毎分1800発のレートで射撃することが可能である。このため、強力な30mm弾を高レートで発射できるのにもかかわらず、重量は50kgと非常に軽量である。徹甲焼夷弾と焼夷榴弾が混成された鋼製の弾薬ベルトリンクを使用する。空中目標なら最大1200m、地上目標に対しては最大2400mまで有効である。C-90では、C-87と同様、弾薬は300発搭載している。
各種兵装
ハードポイントは、両主翼端の2か所、両主翼下に3か所ずつの6か所、左右エンジンナセル下に1か所ずつの2か所、さらに胴体中心線下に前後2か所の、合計12か所に配置されている。各種空対空ミサイルはもちろん、各種空対地ミサイル、各種空対艦ミサイル、各種誘導または無誘導の爆弾、ロケット弾などを搭載することが可能である。標準的な制空戦闘任務においては、翼端と主翼外側のハードポイントの合計4か所にオフボアサイト射撃能力を持つ短距離空対空ミサイルであるMAA-11を、それ以外の全てのハードポイントには撃ちっぱなし射撃能力を持つ中距離空対空ミサイルMAA-10を搭載する。このほかの空対空兵装として、より旧式のMAA-7短距離空対空ミサイルやMAA-8中距離空対空ミサイル、AWACSや戦略爆撃機などの高価値目標の撃墜に特化したMAA-9長距離空対空ミサイルなどを搭載することもできる。アップグレードにより、より新しい兵装の発射にも対応できる。武装の最大搭載量は6000kgである。なお、武装の搭載量については、A型とC型では9000kgまで強化されている。
各ハードポイントに搭載可能な兵装は以下の通りである。
各ハードポイントに搭載可能な兵装は以下の通りである。
| 兵装名 | 1か所に搭載可能な武装 |
| MAA-7短距離空対空ミサイル | 2発 |
| MAA-8中距離空対空ミサイル | 1発 |
| MAA-9長距離空対空ミサイル | 1発 |
| MAA-10中距離空対空ミサイル | 1発 |
| MAA-11短距離空対空ミサイル | 1発 |
| MAA-12中距離空対空ミサイル | 1発 |
| MAA-13長距離空対空ミサイル | 1発 |
| 250kg航空爆弾 | 1発 |
| 500kg航空爆弾 | 1発 |
| 1000kg航空爆弾 | 1発 |
| 2500kg航空爆弾 | 1発(胴体中心線下のみ) |
| MAE-2対地ミサイル | 1発 |
| MAE-3戦術巡航ミサイル | 1発 |
| MAE-4対地ミサイル | 1発 |
| MAE-5対地ミサイル | 1発 |
| MAE-6対戦車ミサイル | 3発 |
| MAE-7戦術弾道ミサイル | 1発(胴体中心線下のみ) |
| MAE-8戦術巡航ミサイル | 1発 |
| MAE-9対地ミサイル | 1発 |
| MAE-10戦術弾道ミサイル/極超音速滑空ミサイル | 1発(胴体中心線下のみ) |
| MAB-3対艦ミサイル | 1発 |
| MAB-4対艦ミサイル | 1発 |
| MAB-5対艦/対レーダーミサイル | 1発(胴体中心線下のみ) |
| MAB-6対艦ミサイル | 1発 |
| MAB-7対艦ミサイル | 1発 |
| MAB-8対艦/対レーダーミサイル | 1発(胴体中心線下のみ) |
| MAB-9対艦/対レーダーミサイル | 1発(胴体中心線下のみ) |
| MAR-3対レーダー/対艦ミサイル | 1発 |
| MAR-4対レーダー/対艦ミサイル | 1発 |
| MAR-5対レーダー/対艦ミサイル | 1発 |
| MAR-6対レーダー/対艦ミサイル | 1発 |
| MAR-7対レーダー/対艦ミサイル | 1発 |
| MAR-8対レーダー/対艦ミサイル | 1発 |
兵装詳細
アビオニクス
レーダー
C-90初期型では、機首にXバンドを用いるパッシブフェーズドアレイレーダーである「RC-90」を搭載している。「RC-90」はCB-77に搭載されていた「RCB-81」を参考に設計されており、直径90cmの円形のアンテナを有する。レーダー素子数は1300個である。従来の「RCB-81」と比べて各種電子機器の性能が大幅に向上しており、処理装置の速度は従来の4倍、メモリ容量は8倍に拡大しているとされる。
空対空用には、ベロシティサーチモード、捜索中追尾モード、捜索中測距モード、単一目標追尾モード、目標識別モード、レイドアセスメントモード、ドッグファイトの7モードが用いられる。
ベロシティサーチモードではRCS1�屬量槁犬紡个刑蚤�250kmの探知距離を発揮できる。
捜索中追尾モードでは、捕捉した全目標中最大で14目標を選択して追尾し、その間に他の目標を捜索することができる。
捜索中測距モードは探知した目標に対する方位と距離を正確に知るためのモードで、RCS1�屬量槁犬紡个靴討魯悒奪疋�ン時で最大175km先の目標に対し有効である。
捜索中測距モードで目標が空対空ミサイルの有効射程圏内まで接近したことを検知すると、ヘッドアップディスプレイに目標キューが表示され、パイロットは単一目標追尾モードに切り替えることが可能である。
目標識別モードは、反射波の情報をもとに敵戦闘機の機種などを判別するモードである。
レイドアセスメントモードは、密集した敵航空機の編隊から個々の目標を識別するモードで、75km以内に存在する、最低150m以上の間隔を開けて飛行する複数の敵機の編隊に対して有効である。
ドッグファイトモードは視程内戦闘をサポートするモードであり、捜索範囲を40km圏内に限定、横方向への捜索幅を狭めるとともに上下方向への捜索幅を拡大する。
「RCB-90」では、最大で14目標を同時追尾し、アクティブレーダー誘導のミサイルを用いた場合6目標に対し中距離空対空ミサイルを同時に誘導することが可能である。
空対地・空対艦用としては、リアルビームシャープニング、ドップラービームシャープニング、合成開口、地上固定目標追跡、地上移動目標追跡、空対地測距、投下点継続計算、命中点連続計算、継続データによる投下点計算、初期データによる投下点計算、洋上捜索、地形回避の10のモードを有する。
リアルビームシャープニングでは、低繰り返し周波数を用いて長距離からの地上マッピングを広範囲にわたり行う。
ドップラービームシャープニングでは、先鋭化されたドップラービームを使用し、より高精度な地上マッピングを行う。
合成開口モードでは、リアルビームシャープニングで作り出された地図を元に、その中から指定されたエリアに対し数秒間かけて合成開口モードでのスキャンを行う。従来と比較して大幅に精度が向上しており、150km先から15mの解像度で、75km先から7.5mの解像度でデジタル地図を作成できる。
地上固定目標追跡は、合成開口モードなどで作り出したデジタル地図をもとに、特定の位置の地上の固定目標を捉え続けるモードである。
地上移動目標追跡は車両などの地上の移動目標を追跡しディスプレイに表示するモードである。最大で4目標を同時追尾できる。
空対地測距は、正確な爆弾投下位置を算出するために目標との斜め距離を精密に測定するモードである。
投下点連続計算と命中点連続計算は主に爆弾、ロケット弾、機銃を使用する際に用いるモードである。投下点連続計算ではデジタル地図の情報などを元に空対地測距して得たデータの他、高度計や気象センサなどをもとに正確な爆弾投下位置を算出する。命中点連続計算では、自機と目標の位置関係から予測される着弾位置を算出しヘッドアップディスプレイに表示する。継続データによる投下点計算、初期データによる投下点計算は、赤外線誘導爆弾用のモードで、継続データによる投下点計算は洋上捜索でロックオンした目標の情報を自動で取得するモード、初期データによる投下点計算は目標をロックオンし続けることで、目標の移動に合わせ爆弾の投下点を更新し続けるモードである。命中点連続計算を除くモードでは、自動で爆弾が投下される。
洋上捜索ではペンシルビームシャープニングを用いて遠方の敵艦や敵艦隊を捜索する。最大探知距離は、RCS数千�屬療┫倭イ紡个�300kmである。目標付近のシーステートに応じてクラッター処理を自動で調整している。
地形回避は前方の地形を把握するために使用され、悪天候下や夜間における低空侵入をサポートする。
改良型のC-90AとC-90Cでは、「RC-90」をアクティブフェーズドアレイ化した「RC-01」を搭載する。「RC-01」は直径90cmのレーダーアンテナにおよそ1800個のレーダー素子を有している。「RC-90」では、単一の送信機・受信機から導波管を通じてレーダー出力が各レーダー素子に分配されていたのに対し、「RC-01」では各レーダー素子が移相器のみならず送信機や受信機を持っているため、出力のロスが少なくなっている。1つのレーダー素子あたりのピーク出力は10kWである。また、反射波処理装置が25MHzへと高速化され、プログラマブルデジタルプロセッサにより高性能なソフトウェアを導入するなど各種改良が施されている。これにより、RCS1�屬量槁犬紡个掘�350kmもの探知距離を有している。同時に20目標を追尾し、8目標に対しアクティブレーダー誘導式の空対空ミサイルを用いて攻撃することが可能である。
空対空用には、ベロシティサーチモード、捜索中追尾モード、捜索中測距モード、単一目標追尾モード、目標識別モード、レイドアセスメントモード、ドッグファイトの7モードが用いられる。
ベロシティサーチモードではRCS1�屬量槁犬紡个刑蚤�250kmの探知距離を発揮できる。
捜索中追尾モードでは、捕捉した全目標中最大で14目標を選択して追尾し、その間に他の目標を捜索することができる。
捜索中測距モードは探知した目標に対する方位と距離を正確に知るためのモードで、RCS1�屬量槁犬紡个靴討魯悒奪疋�ン時で最大175km先の目標に対し有効である。
捜索中測距モードで目標が空対空ミサイルの有効射程圏内まで接近したことを検知すると、ヘッドアップディスプレイに目標キューが表示され、パイロットは単一目標追尾モードに切り替えることが可能である。
目標識別モードは、反射波の情報をもとに敵戦闘機の機種などを判別するモードである。
レイドアセスメントモードは、密集した敵航空機の編隊から個々の目標を識別するモードで、75km以内に存在する、最低150m以上の間隔を開けて飛行する複数の敵機の編隊に対して有効である。
ドッグファイトモードは視程内戦闘をサポートするモードであり、捜索範囲を40km圏内に限定、横方向への捜索幅を狭めるとともに上下方向への捜索幅を拡大する。
「RCB-90」では、最大で14目標を同時追尾し、アクティブレーダー誘導のミサイルを用いた場合6目標に対し中距離空対空ミサイルを同時に誘導することが可能である。
空対地・空対艦用としては、リアルビームシャープニング、ドップラービームシャープニング、合成開口、地上固定目標追跡、地上移動目標追跡、空対地測距、投下点継続計算、命中点連続計算、継続データによる投下点計算、初期データによる投下点計算、洋上捜索、地形回避の10のモードを有する。
リアルビームシャープニングでは、低繰り返し周波数を用いて長距離からの地上マッピングを広範囲にわたり行う。
ドップラービームシャープニングでは、先鋭化されたドップラービームを使用し、より高精度な地上マッピングを行う。
合成開口モードでは、リアルビームシャープニングで作り出された地図を元に、その中から指定されたエリアに対し数秒間かけて合成開口モードでのスキャンを行う。従来と比較して大幅に精度が向上しており、150km先から15mの解像度で、75km先から7.5mの解像度でデジタル地図を作成できる。
地上固定目標追跡は、合成開口モードなどで作り出したデジタル地図をもとに、特定の位置の地上の固定目標を捉え続けるモードである。
地上移動目標追跡は車両などの地上の移動目標を追跡しディスプレイに表示するモードである。最大で4目標を同時追尾できる。
空対地測距は、正確な爆弾投下位置を算出するために目標との斜め距離を精密に測定するモードである。
投下点連続計算と命中点連続計算は主に爆弾、ロケット弾、機銃を使用する際に用いるモードである。投下点連続計算ではデジタル地図の情報などを元に空対地測距して得たデータの他、高度計や気象センサなどをもとに正確な爆弾投下位置を算出する。命中点連続計算では、自機と目標の位置関係から予測される着弾位置を算出しヘッドアップディスプレイに表示する。継続データによる投下点計算、初期データによる投下点計算は、赤外線誘導爆弾用のモードで、継続データによる投下点計算は洋上捜索でロックオンした目標の情報を自動で取得するモード、初期データによる投下点計算は目標をロックオンし続けることで、目標の移動に合わせ爆弾の投下点を更新し続けるモードである。命中点連続計算を除くモードでは、自動で爆弾が投下される。
洋上捜索ではペンシルビームシャープニングを用いて遠方の敵艦や敵艦隊を捜索する。最大探知距離は、RCS数千�屬療┫倭イ紡个�300kmである。目標付近のシーステートに応じてクラッター処理を自動で調整している。
地形回避は前方の地形を把握するために使用され、悪天候下や夜間における低空侵入をサポートする。
改良型のC-90AとC-90Cでは、「RC-90」をアクティブフェーズドアレイ化した「RC-01」を搭載する。「RC-01」は直径90cmのレーダーアンテナにおよそ1800個のレーダー素子を有している。「RC-90」では、単一の送信機・受信機から導波管を通じてレーダー出力が各レーダー素子に分配されていたのに対し、「RC-01」では各レーダー素子が移相器のみならず送信機や受信機を持っているため、出力のロスが少なくなっている。1つのレーダー素子あたりのピーク出力は10kWである。また、反射波処理装置が25MHzへと高速化され、プログラマブルデジタルプロセッサにより高性能なソフトウェアを導入するなど各種改良が施されている。これにより、RCS1�屬量槁犬紡个掘�350kmもの探知距離を有している。同時に20目標を追尾し、8目標に対しアクティブレーダー誘導式の空対空ミサイルを用いて攻撃することが可能である。
航法・照準ポッド
C-90ではコックピット前方に、IRST(赤外線捜索追尾装置)とレーザー測距装置を統合した「CBB-90」照準ポッドを搭載していた。「CBB-90」はIRSTを用いて、F-15戦闘機のエンジンの発する赤外線シグネチャを最大で50km遠方から探知することが可能である。レーザー測距装置は、方角しか探知できないIRSTを補完し距離を測定し実際の攻撃に使用可能とするものである。気象条件などにも左右されるが、最大で25km先の敵戦闘機に対する測距が可能である。「CBB-90」ポッドは、後述するヘッドマウントディスプレイと連動して動くことができ、MAA-11短距離空対空ミサイルを組み合わせて使用すれば、機首の左右60度にオフボアサイト射撃を行うことが可能である。
C-90AおよびC-90Cでは、コックピット右前方に「CBB-98」照準ポッドを搭載している。これは、IRST、FLIR、CCDイメージセンサを用いた高解像度TVカメラ、レーザー目標追跡指示装置などを統合したシステムで、その情報は操縦席のヘッドマウントディスプレイおよび多機能カラーディスプレイのどちらにも表示することができる。IRSTモードでは戦闘機サイズの目標が発する赤外線を最大で150km以遠から探知することができ、またFLIRモードでは地上の戦車サイズの目標を50~60km先から探知することが可能である。レーザー目標追跡指示装置を用いれば、30km先の空中及び地上の目標との正確な斜め距離を測定でき、また衛星測位システムを用いる誘導兵器に照射地点の衛星測位システム座標を送信することができる。また、データリンクを用いて、編隊長機や地上の基地などに映像を送信できる。
C-90AおよびC-90Cでは、コックピット右前方に「CBB-98」照準ポッドを搭載している。これは、IRST、FLIR、CCDイメージセンサを用いた高解像度TVカメラ、レーザー目標追跡指示装置などを統合したシステムで、その情報は操縦席のヘッドマウントディスプレイおよび多機能カラーディスプレイのどちらにも表示することができる。IRSTモードでは戦闘機サイズの目標が発する赤外線を最大で150km以遠から探知することができ、またFLIRモードでは地上の戦車サイズの目標を50~60km先から探知することが可能である。レーザー目標追跡指示装置を用いれば、30km先の空中及び地上の目標との正確な斜め距離を測定でき、また衛星測位システムを用いる誘導兵器に照射地点の衛星測位システム座標を送信することができる。また、データリンクを用いて、編隊長機や地上の基地などに映像を送信できる。
電子戦システム
中央電子戦管制装置、敵のレーダー波に捕捉されたことを検出するレーダー警戒装置、受信した敵レーダー波を解析する電子戦支援装置、敵の電子妨害を受けていることを警告する電子戦警戒装置、レーダー警戒装置が敵のレーダー波を受信した場合自動的に作動する電子妨害装置、レーザー警戒装置、赤外線を用いるミサイル警戒装置、そしてチャフ・フレアディスペンサーと曳航式デコイを搭載している。機体の全周をカバーする各センサーにより探知した脅威の内容を判断し、自動的に最も適切な方法で対処する。
電子戦機としての運用も想定されており、電子戦ポッドを搭載することができる。「CGE-84」電子戦ポッドを搭載することで、VHFからXバンドまでの周波数帯を妨害対象とすることができる。いくつかの動作モードを有しており、受信した敵のレーダー波の強度や方向を変更して送信し返すことで自機の位置を偽装したり、発信源を特定して対レーダーミサイルの火器管制に使用したり、敵の無線を妨害することで通信を困難にしたりすることができる。システムは後述するデータリンクにより自機のみならず編隊全体を保護可能で、エスコートジャマーとして運用できる。
電子戦機としての運用も想定されており、電子戦ポッドを搭載することができる。「CGE-84」電子戦ポッドを搭載することで、VHFからXバンドまでの周波数帯を妨害対象とすることができる。いくつかの動作モードを有しており、受信した敵のレーダー波の強度や方向を変更して送信し返すことで自機の位置を偽装したり、発信源を特定して対レーダーミサイルの火器管制に使用したり、敵の無線を妨害することで通信を困難にしたりすることができる。システムは後述するデータリンクにより自機のみならず編隊全体を保護可能で、エスコートジャマーとして運用できる。
データリンクシステム
C-90では海軍と空軍が1980年代に共同で開発した第2世代の戦術データリンクシステム「リンクC」に対応している。これは従来の「リンクA」を代替するもので、使用周波数はLバンドである。時分割多元接続技術を使用しており、高い対電子妨害耐性と秘匿性能を備えている。通信速度は、音声通信では16kbps、データ通信では32kbps、64kbps、128kbps、256kbps、1Mbpsから選択できる。80年代のグラン・メキシコの電子産業の発達に伴い、民間の電子製品の性能が大幅に向上したことを受け、これらの民生品を大規模に導入してコストカットを図っている。ネットワークには、通常256、最大で640のユニットが参加することができる。
C-90では、この「リンクC」を用いて、地上のレーダーや管制局、水上艦のレーダー、早期警戒管制機、そして編隊内の戦闘機などとの間でデータのやり取りを行い、秒単位で更新される戦術共通図を生成することが可能である。これにより、自機が探知していない目標の位置についてディスプレイ上に表示したり、敵のレーダー波を受信した際に編隊内の戦闘機とのデータリンクで三角測量を行い、照射源位置を速やかに特定したりすることが可能である。
C-90AやC-90Cのうち、2010年以降にアップグレードを受けた機体では、「MCGC-PA(航空機向け大容量通信モジュール)」を搭載、地上軍、海軍、航空宇宙軍が共同開発した「RCEDT」戦術データリンクシステムに対応している。「MCGC(大容量通信モジュール)」は、あらゆる軍種と兵科に共通の高性能通信装置を支給することを目的に開発されており、HF、VHF、UHFでの通信に対応、従来の全ての軍用無線および軍用ネットワーク端末を代替する。必要に応じて、無線機本体に、衛星通信アンテナ、データリンクと射撃管制システムの橋渡しを行う高性能演算装置、長距離通信のリアルタイム性を高めるために必要なセシウム原子時計など各種モジュールを追加してアップデートすることが可能である。CAP-09では、無線機本体に、衛星通信アンテナ、高性能演算装置、セシウム原子時計を追加搭載している。「MCGC-PA」により「RCEDT」に対応したC-90では、制空・防空戦闘指揮統制システム、火力戦闘支援システム、対水上戦闘指揮統制システムなど各種サブシステムにアクセスすることができる。
制空・防空戦闘指揮統制システムは、各種戦闘機や地対空ミサイルシステムや水上艦などのターゲティング/シューティングユニットと、早期警戒レーダーや早期警戒機などのターゲティングユニットを組み合わせることで、全てのユニットの生存性を最大限に高め、効率的に制空・防空戦闘を行うことを目的としている。これにより、見通し線内の友軍機とサブミリ秒単位でセンサー情報を共有し、自機のレーダーで探知できていない目標に対してミサイルを発射し攻撃することや、逆に自らのレーダーによって友軍の発射したミサイルを目標に誘導すること、さらには互いのレーダー同士を高精度で同期させ、マルチスタティックレーダー運用によるアンチステルスレーダー運用を行うことが可能である。
火力戦闘支援システムは、前線の近接戦闘部隊、観測車両、観測用無人機と、各大隊、連隊、旅団、師団隷下の砲兵部隊、空軍の近接航空支援機やマルチロール機、前線航空管制部隊、そして当該システム運用のために新設された統合火力指揮統制所を接続するシステムである。前線の近接戦闘部隊、観測車両、観測用無人機が収集した情報は迅速に処理され、火力支援任務に必要とされる各火砲・砲弾または各航空機と兵装が選定され、各種射撃諸元が計算され、砲兵部隊や航空機にそのデータが転送される。これにより従来よりも遥かに迅速かつ効果的な火力支援が実施可能となる。
対水上戦闘指揮統制システムは、海軍の沿岸ミサイル部隊、空軍のマルチロール機や哨戒機や早期警戒機などを接続するシステムである。必要に応じて海軍が開発した外洋打撃グループ統合指揮システムと連接することができる。外洋打撃グループ統合指揮システムが航空母艦などを中核とする水上艦隊が外洋において独自に情報を統合処理する能力を付与することを目的に開発されたのに対し、対水上戦闘指揮統制システムは主に自国近海に接近する敵艦隊に対する接近拒否を実現することを目的にしており、対水上戦闘能力を持つ全てのユニットを連接して敵艦隊に対する飽和攻撃を実現する。
C-90では、この「リンクC」を用いて、地上のレーダーや管制局、水上艦のレーダー、早期警戒管制機、そして編隊内の戦闘機などとの間でデータのやり取りを行い、秒単位で更新される戦術共通図を生成することが可能である。これにより、自機が探知していない目標の位置についてディスプレイ上に表示したり、敵のレーダー波を受信した際に編隊内の戦闘機とのデータリンクで三角測量を行い、照射源位置を速やかに特定したりすることが可能である。
C-90AやC-90Cのうち、2010年以降にアップグレードを受けた機体では、「MCGC-PA(航空機向け大容量通信モジュール)」を搭載、地上軍、海軍、航空宇宙軍が共同開発した「RCEDT」戦術データリンクシステムに対応している。「MCGC(大容量通信モジュール)」は、あらゆる軍種と兵科に共通の高性能通信装置を支給することを目的に開発されており、HF、VHF、UHFでの通信に対応、従来の全ての軍用無線および軍用ネットワーク端末を代替する。必要に応じて、無線機本体に、衛星通信アンテナ、データリンクと射撃管制システムの橋渡しを行う高性能演算装置、長距離通信のリアルタイム性を高めるために必要なセシウム原子時計など各種モジュールを追加してアップデートすることが可能である。CAP-09では、無線機本体に、衛星通信アンテナ、高性能演算装置、セシウム原子時計を追加搭載している。「MCGC-PA」により「RCEDT」に対応したC-90では、制空・防空戦闘指揮統制システム、火力戦闘支援システム、対水上戦闘指揮統制システムなど各種サブシステムにアクセスすることができる。
制空・防空戦闘指揮統制システムは、各種戦闘機や地対空ミサイルシステムや水上艦などのターゲティング/シューティングユニットと、早期警戒レーダーや早期警戒機などのターゲティングユニットを組み合わせることで、全てのユニットの生存性を最大限に高め、効率的に制空・防空戦闘を行うことを目的としている。これにより、見通し線内の友軍機とサブミリ秒単位でセンサー情報を共有し、自機のレーダーで探知できていない目標に対してミサイルを発射し攻撃することや、逆に自らのレーダーによって友軍の発射したミサイルを目標に誘導すること、さらには互いのレーダー同士を高精度で同期させ、マルチスタティックレーダー運用によるアンチステルスレーダー運用を行うことが可能である。
火力戦闘支援システムは、前線の近接戦闘部隊、観測車両、観測用無人機と、各大隊、連隊、旅団、師団隷下の砲兵部隊、空軍の近接航空支援機やマルチロール機、前線航空管制部隊、そして当該システム運用のために新設された統合火力指揮統制所を接続するシステムである。前線の近接戦闘部隊、観測車両、観測用無人機が収集した情報は迅速に処理され、火力支援任務に必要とされる各火砲・砲弾または各航空機と兵装が選定され、各種射撃諸元が計算され、砲兵部隊や航空機にそのデータが転送される。これにより従来よりも遥かに迅速かつ効果的な火力支援が実施可能となる。
対水上戦闘指揮統制システムは、海軍の沿岸ミサイル部隊、空軍のマルチロール機や哨戒機や早期警戒機などを接続するシステムである。必要に応じて海軍が開発した外洋打撃グループ統合指揮システムと連接することができる。外洋打撃グループ統合指揮システムが航空母艦などを中核とする水上艦隊が外洋において独自に情報を統合処理する能力を付与することを目的に開発されたのに対し、対水上戦闘指揮統制システムは主に自国近海に接近する敵艦隊に対する接近拒否を実現することを目的にしており、対水上戦闘能力を持つ全てのユニットを連接して敵艦隊に対する飽和攻撃を実現する。
機体・エンジン
機体
C-90の機体は、主翼と胴体を一体的に設計するブレンデッドウィングボディ(BWB)を採用している。これにより、離着陸時や旋回時など大迎角での飛行の際に胴体で揚力を発生することができ、主翼面積を増大させたのと同等の効果を持つ。胴体内体積が大きくなることから、燃料搭載量が増加、航続距離もより長いものとなる。揚力増強のため、主翼前縁には下方に折りたためるドループ・フラップ、主翼後縁にはフラップとエルロンの役割を兼ねるフラッペロンが装備されているほか、主翼前縁の主翼付け根部からコックピットの下部までLERXが伸びている。垂直尾翼は完全に垂直に取り付けられているのに対し、水平尾翼は全遊動式で、後端に回転軸が設けられている。水平尾翼は左右別々に動かすことができ、ピッチ軸のみならず、ヨー軸の操縦にも使用可能である。高速飛行のため、エアインテーク部などにはチタンなどを多用、耐熱性を高めている。
操縦系統には、4重のデジタル式フライバイワイヤを採用している。全てのパイロットの操作を飛行制御コンピュータを介して電気信号により伝達し油圧機構を動作させる。4基の機体制御コンピューターが搭載されており、これらのコンピュータの補正によって、静的安定性緩和による運動能力向上が実現されている。
これらの設計により、C-90は極めて高い機動性を有していた。1990年の建国記念パレードでは、メキシコシティの独立広場上空でコブラ軌道を披露した。
改良型であるC-90AとC-90Cでは、共通の改良点として、カナード翼を追加、前脚を強化しダブルタイヤ化、多くの燃料を収容することができるよう翼をより太く大きく変更、垂直尾翼内をインテグラルタンクとして利用できるように変更、胴体中央部の燃料タンクの容量を拡大するなどしている。特にカナード翼の追加は機動性をさらに向上させるに至っており、後述する推力偏向ノズルの搭載と合わせ、従来のコブラの他、フック(コブラターン)やクルビット軌道を行うことが可能となっている。また艦載機として運用されるC-90Cでは、耐腐食性に優れた塗装を施している他、テイルブームを短縮しアスレティングフックを搭載、主翼を折りたたみ可能とするなど艦載機としての運用に必要な独自の設計変更が行われている。
操縦系統には、4重のデジタル式フライバイワイヤを採用している。全てのパイロットの操作を飛行制御コンピュータを介して電気信号により伝達し油圧機構を動作させる。4基の機体制御コンピューターが搭載されており、これらのコンピュータの補正によって、静的安定性緩和による運動能力向上が実現されている。
これらの設計により、C-90は極めて高い機動性を有していた。1990年の建国記念パレードでは、メキシコシティの独立広場上空でコブラ軌道を披露した。
改良型であるC-90AとC-90Cでは、共通の改良点として、カナード翼を追加、前脚を強化しダブルタイヤ化、多くの燃料を収容することができるよう翼をより太く大きく変更、垂直尾翼内をインテグラルタンクとして利用できるように変更、胴体中央部の燃料タンクの容量を拡大するなどしている。特にカナード翼の追加は機動性をさらに向上させるに至っており、後述する推力偏向ノズルの搭載と合わせ、従来のコブラの他、フック(コブラターン)やクルビット軌道を行うことが可能となっている。また艦載機として運用されるC-90Cでは、耐腐食性に優れた塗装を施している他、テイルブームを短縮しアスレティングフックを搭載、主翼を折りたたみ可能とするなど艦載機としての運用に必要な独自の設計変更が行われている。
コックピット
C-90では、コックピット設計にHOTAS概念を導入している。フライバイワイヤ方式の採用によって操縦桿などの配置について制約がなくなっているため、パイロットの右手の位置に操縦桿、左手の位置にスロットルレバーを搭載している。操縦桿と、エンジン出力を制御するスロットルレバーに、操縦、航法、通信、エンジン制御、火器管制などに関わる使用頻度が高いスイッチを複数取付けており、パイロットは飛行中に視線を逸らしたり、操縦桿やスロットル・レバーから手を放したりすることなく、それらの重要な操作を行うことが可能である。速度計、高度計、姿勢指示器、方位磁針などの基本的な計器は従来通りアナログ式のものが搭載されているが、多機能液晶カラーディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ、ヘッドマウントディスプレイなど、部分的ながらグラスコックピット技術が導入されている。
C-90AとC-90Cでは、完全グラスコックピット化を目的に、広角ヘッドアップディスプレイ、ヘッドマウントディスプレイ、中央に3枚の大型多機能カラーディスプレイ、左右の両サイドに1枚ずつの中型多機能カラーディスプレイを備えており、完全なグラスコックピット化が達成されている。航法、システムステータス、武器選択などに関するあらゆる情報をパイロットに表示することができる。
C-90AとC-90Cでは、完全グラスコックピット化を目的に、広角ヘッドアップディスプレイ、ヘッドマウントディスプレイ、中央に3枚の大型多機能カラーディスプレイ、左右の両サイドに1枚ずつの中型多機能カラーディスプレイを備えており、完全なグラスコックピット化が達成されている。航法、システムステータス、武器選択などに関するあらゆる情報をパイロットに表示することができる。
エンジン
C-90はC-70同様の双発戦闘機である。C-90では、「MR-90」ターボファンジェットエンジンを2基搭載している。ターボファンエンジンとしてはバイパス比が非常に低く、ターボジェットエンジンに近い特性となっている。圧縮機は2軸式の軸流方式を採用しており、3段の低圧圧縮機と、6段の高圧圧縮機を持つ。全圧縮比は24:1である。燃焼器はアニュラ型である。タービンは2段の高圧タービンと2段の低圧タービンからなる。タービン入り口温度は1600度である。エンジン1基あたりのミリタリー推力は90kN、アフターバーナー使用時の最大推力は150kNである。この大出力により通常の制空ミッション時の機体の推力重量比は1を超えており、エンジン推力だけで垂直上昇を持続できる。このように、ドッグファイト時における急激な運動エネルギー損失の回復に十分な余剰推力を持っている。
C-90AやC-90Cでは、短距離離着陸および機動性向上のために、縦方向にはパドルを、横方向にはジンバルを用いて制御する三次元推力偏向ノズルを装備している。これにより、上下は最大20度、左右は最大5度の範囲で推力偏向を行うことができる。離陸距離はC-90初期型の200mから100m以内に短縮されている。
航続距離は機内燃料のみを用いた場合、初期型で4500km、C-90AとC-90Cでは5400kmとなっている。また、C-90AとC-90Cは、C-90Bで標準装備されるコンフォーマルフューエルタンクの装着に対応しており、必要に応じて装着する。装着時の航続距離は8000kmに達する。
C-90AやC-90Cでは、短距離離着陸および機動性向上のために、縦方向にはパドルを、横方向にはジンバルを用いて制御する三次元推力偏向ノズルを装備している。これにより、上下は最大20度、左右は最大5度の範囲で推力偏向を行うことができる。離陸距離はC-90初期型の200mから100m以内に短縮されている。
航続距離は機内燃料のみを用いた場合、初期型で4500km、C-90AとC-90Cでは5400kmとなっている。また、C-90AとC-90Cは、C-90Bで標準装備されるコンフォーマルフューエルタンクの装着に対応しており、必要に応じて装着する。装着時の航続距離は8000kmに達する。
派生型
C-90
C-90は初期型。1990年から1998年にかけて960機が生産された。
C-90PB
C-90PBは複座型。C-90でパイロットのコックピットが置かれていた部分の後部に教官用の座席が設けられている。教官用座席からも良好な視界を得るため、教官用座席は訓練生用座席よりも段差を付けて高い位置に設置されており、また教官用座席からの指示による訓練生用座席からの操作の遮断と教官用座席からの操縦を可能としている。なお、訓練機ではあるが、実戦にも対応する。
C-90M
C-90MはC-90のアップグレード型で、C-90Aの技術を導入して2000年より720機程度が改修を受けた。主にアビオニクスとエンジンがC-90Aと同仕様に換装された。また、プログラマブル兵器管制システムを搭載、以降、新型の武装が開発された際にその統合をプログラムの変更のみで行えるように改良された。
C-90PBM
C-90PBMはC-90PBのアップグレード型で、C-90Aの技術を導入して改修されている。主にアビオニクスとエンジンがC-90Aと同仕様に換装された。また、プログラマブル兵器管制システムを搭載、以降、新型の武装が開発された際にその統合をプログラムの変更のみで行えるように改良された。
C-90M2
C-90M2はC-90Mのアップグレード型である。アビオニクス、エンジンなどの性能が大幅に向上、またコックピットにタッチパネル式の多機能カラーディスプレイが導入されている。
C-90PBM2
C-90PBM2はC-90PBMのアップグレード型である。アビオニクス、エンジンなどの性能が大幅に向上、またコックピットにタッチパネル式の多機能カラーディスプレイが導入されている。
C-90A
C-90の改良型で、2000年から2008年にかけて1200機が生産された。
C-90APB
C-90APBはC-90Aをベースに開発された複座型である。C-90PBと異なる点は、訓練機ではなく、戦闘攻撃機として開発されている点であり、C-90Bよりも武装搭載量は少ないが安価である。
C-90AM
C-90AMはC-90Aのアップグレード型で、アビオニクス、エンジンなどの性能が大幅に向上、またコックピットにタッチパネル式の多機能カラーディスプレイが導入されている。
C-90APBM
C-90APBMはC-90APBのアップグレード型で、アビオニクス、エンジンなどの性能が大幅に向上、またコックピットにタッチパネル式の多機能カラーディスプレイが導入されている。
C-90AM2
C-90AM2はC-90AMのアップグレード型で、C-90Dのアビオニクスやエンジンを導入、戦闘能力を大幅に向上させている。
C-90APBM2
C-90APBM2はC-90APBMのアップグレード型で、C-90Dのアビオニクスやエンジンを導入、戦闘能力を大幅に向上させている。
C-90B
詳細はC-90B?を参照。
C-90C
C-90Cは艦載機運用を前提とした派生型。長大な航続距離と強力な武装搭載能力により優秀な性能を発揮した。
C-90CPB
C-90CPBはC-90Cの複座型。訓練機や戦闘攻撃機としての運用を想定している。
C-90CM
C-90CMはC-90Cのアップグレード型で、アビオニクス、エンジンなどの性能が大幅に向上、またコックピットにタッチパネル式の多機能カラーディスプレイが導入されている。
C-90CPBM
C-90CPBMはC-90CPBのアップグレード型で、アビオニクス、エンジンなどの性能が大幅に向上、またコックピットにタッチパネル式の多機能カラーディスプレイが導入されている。
C-90D
C-90Bをベースに開発された単座戦闘攻撃機型。詳細はC-90D?を参照。
C-90E
C-90Dをベースに次世代戦闘機C-15の技術を導入した単座戦闘攻撃機型。詳細はC-90E?を参照。
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