第2.65世界線　【架空国家を作ろう】

開館時間	08:00
閉館時間	20:30
休館日	月曜日*6
入場料	1200シュビーデンブルグ・コイン*7

そもそも、この美術館は王室が国王本宮殿を建造するまでに使用していた旧国王本宮殿を改築して「王室美術室」として王室のための美術品保管庫として1121年に創設された。そのため西翼棟は国王が使用していた当時の面影を残したまま美術品が展示されており、「美術館自体が一つの芸術品」とされることもある。なお、王棟などの他の棟はその長い歴史の中で幾度となく改修工事を繰り返されてきた。また、西翼棟も面影を残したまま改修工事を繰り返されている。この美術館の収蔵物は、全て王室の所有物となり宮殿自体も王室財の一つである。
宮殿自体は、この時代に建造された他の建物同様に耐震性に非常に優れた作りとなっており、通気性に非常に優れている古代シュビーデンブルグ建築の最高傑作とされている。ただ、美術品等の保護のために壁を非常にぶ厚くして温度が一定になるように工夫された区画など熱帯に位置する欧風建築として非常に理想的な作りとなっている。
美術館として正式に開館したのは1793年である。このときには、王室所有だった、あるいはキリスト教の教会財産から寄贈された絵画を中心として、537点の絵画が展示されている。しかしながら、建物の構造上の問題から1796年にいったん閉館されており、1801年に再度開館した。海洋進出などで諸国から美術品を収奪したことにより所蔵品は増大していき、美術館も名前を「植民地芸術博物館」と改名したこともあった。その後の時代にも、美術館の所蔵品は遺贈や寄贈などによって着実に増えていった。また、日本や中華王朝、東南アジアとの外交などでこれらの国の美術品や美麗な衣類なども収集し、これらもあって非常に多くの収蔵品を抱える美術館となった。また、2003年に「イスラム美術部門」が創設され、所蔵品が「古代エジプト美術部門」「古代オリエント美術部門」「日本・アイヌ・琉求芸術部門」「中華王朝芸術部門」「南アジア島嶼部芸術部門」「南アジア芸術部門」「古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部門」「イスラム美術部門」「彫刻部門」「工芸品部門」「絵画部門」「素描・版画部門」「現代美術部門」の13部門に分類されることとなった。開館初期のルーヴル美術館は混沌としたものだった。特権を受けた芸術家がいまだに美術館内に住んでいただけでなく、絵画の展示方法もまったく分類されておらず、「床から天上まで所狭しと」作品がかけられているだけだった。その後、1796年5月に建物の構造上の問題からいったん閉館され、1801年7月に、作品を年代順に配置したうえで新たな照明が追加されて再度開館している。
1990年には現代芸術館を開館し、延床面積 33,515 m2 という近代美術館としては世界最大級で、広いスペースを誇る常設展示室は1階と3階の計10室ある。1階展示室では第二次世界大戦後まもない頃の不安と混沌を反映した時代から、1970年代まで約30年間の美術の流れが一通りたどれるようになっている。3階展示室では、現存作家の作品を中心に、現代美術のさまざまな傾向を見ることができる。企画展示室には、巨大化する傾向のある現代美術作品が展示可能な、広大な吹き抜け空間が準備されている。また、周囲には庭園が設置されておりこちらは彫刻庭園となっているほか、統一君主国の伝統的なデザインや欧州のデザインなど様々な要素が多く盛り込まれた庭園などが整備されている。

バス…GAL交通株式会社文化公園線「美術館前」
鉄道…王立鉄道公社文化公園線「王立美術館」
鉄道…K&T株式会社線文化公園都市線「美術館」