ゴッデス・アイゲネス・ランド(ラント)は、星詠統一君主国とこれの構成国の一つである「ジ=ロイヤル=シュビーデンブルグ王領」の首都でもある。
王室宮殿を中心とした「ゴッデス・アイゲネス・ランド・ロイヤル」と郊外に広がる摩天楼などから構成される「シティセントラル・オブ・ゴッデス・アイゲネス・ランド」により構成される。約790年前に現在の王室の起源である「シュビーデンブルグ公爵領」の中心都市として整備され始めてから発展を遂げてきた。
王領であるため、他の君主国の首都と同様に地方自治政府は設置されず、王領管理委員会がこの地域の管理を担っている。
ゴッデス・アイゲネス・ランド
現地語名
Göttin Eigenes Land
市章
概要
王領管理委員長ハインリッヒ=クロイツェン=ブリューデンラント卿
所在国星詠統一君主国
君主国ジ=ロイヤル=シュビーデンブルグ王領
シュビーデンブルグ家による統治開始1360年
面積ゴッデス・アイゲネス・ランド・ロイヤル:628km
シティセントラル・オブ・ゴッデス・アイゲネス・ランド:740.28km
人口ゴッデス・アイゲネス・ランド・ロイヤル:5万7890人
シティセントラル・オブ・ゴッデス・アイゲネス・ランド:1056万2088人
人口密度ゴッデス・アイゲネス・ランド・ロイヤル:92.3248人/㎢
シティセントラル・オブ・ゴッデス・アイゲネス・ランド:14267.6933052359人/㎢

概要

ゴッデス・アイゲネス・ランドは、星詠統一国国王本宮殿が置かれているほか政府の官公庁などが置かれ、星詠統一君主国の首都として機能している。現在の王室であるシュビーデンブルグ家がおさめる中で最も最高位の土地であり、その中心部である「ゴッデス・アイゲネス・ランド・ロイヤル」には、厳しい規制と共に1500年代ごろからの同都市の景観を守り続けている。
また、10世紀ごろから世界情勢、特にアジア情勢に大きな影響や文化を伝えており、現在も経済の要衝としても大きな意味を果たしている。東南アジアの都市の中では最大級の位置に属しており、世界の都市の中でも最大級に近い規模を持っている。アジア全体に大きな影響力をもつ「G&Aロイヤル証券」や「J&Jメディテック」、「ロイヤルエアプレーンテクノロジー」などの世界的な多国籍企業がこの都市に本拠を置いている。
また、「ゴッデス・アイゲネス・ランド・ロイヤル」には、世界最大規模の文化公園である「王立文化公園」が置かれており、ここでは世界中から集めた貴重な書籍を保管する「王立中央図書館」や、アジアのなかで「ヨーロッパ」に近い文化を発展させてきた統一国の経緯、世界中から集められた貴重な人体標本などさまざまな展示をみることができ、この文化公園が世界に与える文化的影響は非常に高いものとなっている。

歴史

13世紀 〜シュビーデンブルグ家による統治の始まり〜

そもそも、13世紀以前のゴッデス・アイゲネス・ランドは当時の「シュナインゲン王朝」の港町として栄えて、東南アジアの経済の要衝であり当時の王朝の経済を支える重要な都市であった。1360年、当時の国王であった「シュナインゲン6世」は、ナイトリッヒ=ブランック=シュビーデンブルグ公爵にゴッデス=アイゲネス=ランドの統治を委任することにした。この背景には、この経済の要衝を自らの最側近であり代々にわたって忠誠を誓ってきたシュビーデンブルグ家に統治を任せることによって、ゴッデス・アイゲネス・ラントの統治基盤を確実なものにしようと考えられている。
この統治の指示を受け、ナイトリッヒ=ブランック・シュビーデンブルグ公爵は、この港町を拡大させるべく様々な開発に取り組んだ。例えば、当時港町のみで取引されていた日本の鉱物資源などを国内全体に統一させることなどによって自らの王室内の地位を高めていく手法にも用いられた。

14世紀〜市街の発展〜

シュビーデンブルグ家は、このころになると13世紀の手法を認められ「シュナインゲン王朝」の宰相に指定されるまで上り詰めていた。このころになると、ゴッデス・アイゲネス・ランドに割り当てられる予算も非常に膨大なものとなっていった。シュビーデンブルグ家は、この予算を用いてヨーロッパ風の街並みを整備する計画を立案し、100年かけて実行するものとした。市中心部に自らの邸宅である「シュビーデンブルグ家本邸」を整備したのちに周辺に石畳とヨーロッパ風に作られた街並みを整備し市街地を大きく発展させた。これが現在の「ゴッデス・アイゲネス・ランド・ロイヤル」につながる「ゴッデス・アイゲネス・ランド・シュビーデンブルグ・セントラル」の誕生である。
シュビーデンブルグ家は、この後海洋進出などを強めて自らが持つ「シュビーデンブルグ騎士団」の増強に増強を重ね、15世紀初頭には、当時の王室の所有していたいわゆる正規軍である「シュナインゲン王立騎士団」と匹敵するほどの戦力を持つようになっていく。ちなみに、このシュビーデンブルグ騎士団はのちの星詠統一君主国陸軍のルーツとなる組織である。

15世紀〜世界進出と交易の大拡大〜

このころになると、王室が先導して海洋進出を行うようになっていた。海洋進出を通して、入ってくる様々な交易品などは莫大な利益を統一君主国にもたらすとともに当時より国交があった各国と共同して様々な国を植民地化することによってそこでの大きな利権を確保するという方法で、イギリスなどと共謀しさまざまな地域へと統一君主国は影響を強めていった。
こんななか、ゴッデス・アイゲネス・ランドは、イギリスなどの交易船などが訪れ商売をするとともに補給などで多額の金を用いる場所となり当時の首都を差し置いて統一君主国で最も豊かな地域として発展していくことになる。このころになると、王室は再びゴッデス・アイゲネス・ランドの実権を自らに取り返そうとするが時すでに遅し。たびたび起こった王室軍による侵攻をイギリス軍などとの協力により撤退させることに成功して確実にシュビーデンブルグ家は力を蓄えていくこととなった。

16世紀〜統一君主国の首都へ〜

15世紀後半には、この港町の利権を取り返したい王室とここを占拠するシュビーデンブルグ家との戦いが苛烈を極めた。英国やそのほかの当時の列強にとってはシュビーデンブルグ家こそお金を大量に自らに流してくれるなど恩恵を最も奥与えてくれる存在であったためイギリスを始めたとしたほとんどの主要国はシュビーデンブルグ家につくこととなった。港町やゴッデス・アイゲネス・ランドの中核部こそ騎士団や他国連合などによって守られていたが、そのほかの部分については戦闘によって大きく損壊し、市民の死者も多く出た。
この戦いは、7年続きその末にシュナインゲン家の最後の王族を当時の首都である「ヴィルヘルムス」で殺害し、統一君主国の実権をシュビーデンブルグ家がつかむこととなった。これを受けて、シュビーデンブルグ家は首都をゴッデス・アイゲネス・ランドに移すことを決定し、大規模な首都機能の移転などと並行して、ほかの地域から移り住む人間を受け入れる地域として「シティ・オブ・ゴッデス・アイゲネス・ランド」を建設。これが、現在の「シティセントラル・オブ・ゴッデス・アイゲネス・ランド」につながっている。

20世紀前半〜二次大戦とゴッデス・アイゲネス・ランド〜

20世紀後半〜発展を遂げる「シティセントラル・オブ・ゴッデス・アイゲネス・ランド」〜

太平洋戦争が終わった後、統一君主国は一定の金を国に治めた民族の独立国家建設を認めこれを機に多くの独立派諸民族が統一君主国の支援の下独立した。また、この行動により統一君主国は莫大な財を築き上げた。この財やそのほかの収入などを元手にシュビーデンブルグ家は「国の再開発」を宣言。これまでの、植民地頼りの経済姿勢から内需と工業を中心とした安定した工業生産力の拡大などを25年かけて行う総工費25兆円の膨大な計画であった。
ヴィルヘルム=シュビーデンブルグ王領などで工業化やパーム油の生産など「新しい産業」へと産業体制が移り変わりつつあるなか、日本軍の攻撃により荒廃した「シティ・オブ・ゴッデス・アイゲネス・ランド」を新たに作り直す計画が決定された。これは、摩天楼などを新たに築くというもので1970年に統一皇国初めての超高層ビルでもある「タワー・ロイヤル」が開業し統一王国の復興を世界に知らしめるものとなった。

21世紀〜さらなる発展と過密の問題〜

1970年に完成した「タワー・ロイヤル」をきっかけに「シティ・オブ・ゴッデス・アイゲネスランド」は加速度的に成長し現在、大量の摩天楼が集中する「ザ・トーチ・オブ・ゴッデス・アイゲネス・ランド」が築かれ「シティ・オブ・ゴッデス・アイゲネス・ランド」は、「シティ・セントラル・オブ・ゴッデス・アイゲネス・ランド」へと名前を変えた。
現在、新たな地下道の整備や飽和気味となっている住宅事情の解消を図るためにさらに市街地を広げる事業が画策されている。ただ、人口密度が約14000人という超過密都市である「シティ・セントラル・オブゴッデス・アイゲネス・ランド」には、通勤ラッシュやヒートアイランド現象などあまり熱帯に位置する国家として好ましくない問題や、首都への一極集中問題が指摘されており、新たに首都を分割する計画も提案されている。

市街地

ゴッデス・アイゲネス・ランド

正式名称は、「シュビーデンブルグ王領セントラルシティ&パレスオブシュビーデンブルグ」である。中央部に王が普段住まう「シュビーデンブルグ国王本宮殿」が置かれ、左側を「左翼街(レフト・ウィンド・タウン)」、右側を「右翼街(ライト・ウィング・タウン)」と呼ぶ。また、国王本宮殿の正門を出て真正面に「王立文化公園」が置かれている。
左翼街(レフト・ウィング・タウン)
左翼街は、主に公官庁などが集中しておかれており人の住まいなどはほとんど見られない(公務員は左翼街へ住むことも特例として許可されている)。ここには、星詠府本庁舎(レフト・キングパレス)や諮問官院、裁事院本庁、各府庁と委員会の本庁舎など統一王国の首都機能の中心的なものが集まっている。シュビーデンブルグ家がここをおさめるようになった当時、統治の拠点たる宮殿の当主室から左側を向いた側に文官の事務所を集中させたことが起源である。
国王本宮殿と三権本庁

シュビーデンブルグ国王本宮殿

星詠府本庁舎(レフト・キングパレス)

諮問官院本院

裁事院本庁

王本宮殿の守衛
右翼街(ライト・ウィング・タウン)
右翼街は、民間人や貴族などが住まう地域である。貴族などを統括する「貴族院」などが置かれている。また、市内各所には路面電車などが張り巡らされているほか貴族宮殿や貴族邸宅など歴史的な街並みを見ることが可能である。また、様々な企業の本社や研究所などが入居しているほか、13の大学などが置かれており文化的な中心の一つとなっている。
主な建造物

エーレンフェスト家別邸

ナハト家別邸

右翼街の街並み

貴族院本館
王立文化公園
王立文化公園は、シュビーデンブルグ王本宮殿の正面大門を出てすぐのところにある膨大な敷地を有する文化公園である。森林が生い茂る敷地内に様々な文化施設が置かれ、面積は約一㎢にさえわたる。代表的な施設としては、王立中央図書館や統一君主国の歴史を展示する「国立歴史館」や、世界各地の品を展示する「王立中央博物館」や人体の仕組みなどを中心に展示する「王立シュビーデンブルグ人体博物館」、動植物の仕組みや進化の過程などを展示する「王立シュビーデンブルグ自然科学博物館」、統一王国の音楽文化を象徴する「王立シュビーデンブルグ大楽堂」、「王立シュビーデンブルグオペラハウス」や統一王国の美術文化の中心である「王立シュビーデンブルグ大美術館」などが集まり、統一君主国の文化の代表にして一大中心地となっている。
王立文化公園の施設

王立中央図書館本館

国立歴史館(旧王立中央図書館本館/セントラルライブラリー)

王立中央博物館

王立シュビーデンブルグ人体博物館

王立シュビーデンブルグ自然科学博物館

王立シュビーデンブルグ大美術館

シティセントラル・オブ・ゴッデス・アイゲネス・ランド

ゴッデス・アイゲネス・ロイヤルより南に15キロほど進んだところにある市街地である。国際企業の中心となっているほか約1000万人の人口を擁するこの市街地は、統一君主国経済の中心地となっている。シティセントラル駅を中心として大オフィス街の整備が進められ、現在も継続している。シティセントラル駅正面口を出て南側に直進すると摩天楼街が連なる。また、シティセントラル駅東西には大規模商業地を有しており北側に行くと繁華街へと入る。
シティセントラル駅から西側にあたるシティウエストサイド駅付近には、大規模コンサートホールなどが集結する「サブカルチャーの中心地」とも呼ばれる「シティウエストウイング」が位置している。東側のシティイーストサイド駅に移ると、超高層ビルが多く連なる「シティイーストサイド駅」などが位置している。また、南側の郊外には一般の住宅が密集して立っているほか大学などが乱立している地域に入る。最近では、人口の増大などにより朝の通勤時間の鉄道が非常に込み合うといった問題が起きており、近年では特にこれが顕著になっている。
ギャラリー

シティセントラル地区

シティセントラル駅から東側のケヤキ道を望む

市政

「ゴッデス・アイゲネス・ランド」は国王直轄地であり国王領であるため、第一総合庁舎内に設置される王領管理委員会によって管理される地域である。王領管理委員長は、王領民が選挙によって選出するものであり、ゴッデス・アイゲネス・ランドの市民のみが独自的に委員長を選ぶものではない。
委員長は、各区から提出される予算案を総合して委員会に提出して認可を得るほか議会が定めた王領条例の履行義務と施行義務が生ずる。
市域は、ゴッデス・アイゲネス・ランド・ロイヤルは右翼街と左翼街、宮殿、王立文化公園の四区に分割して管理されており、シティ・セントラル・オブ・ゴッデス・アイゲネス・ランドはウェストサイドタウン、シティセントラルタウン、イーストサイドタウン、サウスサイドタウン、アイルライヒシティタウン、ノースサイドタウン、ナインリッヒブリッジタウンなど16区に分かれて管理されており、これらの区は社会福祉や戸籍の管理など身近な市民サービスを市民に提供している。区長も住民の互選によって選出される。
消防は、ゴッデス・アイゲネス・ランドの税金によって運営される「王立王領消防局」が担っており、救急車などの救急サービスは王立救急協会がこれを担っている。治安維持は国費によって運営される「国家公安局」の分局である国家公安局ゴッデスアイゲネスランド地方一等分局が総括し、十五個の二等分局と一個の特別二等分局が設置されている。また、海洋公安局や陸海空軍などの組織も基地を近郊に設置している。
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