X-08 Selva Tigre
基本情報
種類MBT 主力戦車
運用者共和国軍
建造2002年
製造Industrias Soberanas(ISD)
性能
全長12m
車体長8m
全幅3.5m
全高1.8m
重量55t
懸架方式独立懸架トーションバー方式
速度73.5km
主砲135mm X-CA serpiente
副武装12.7mm FA-12 RWS(砲塔上面)12.7mm FA-12-1(主砲同軸) 84mmATBM(砲塔上面) 20mmGLランチャー M-24(砲塔上面)
装甲XCTR-0「複合爆発反応装甲」(正面要部) UPM-1超抗力鋼 XCTR-1(ブロック式増加装甲)
エンジンATG-17000 electric hybrid engine 2000馬力
乗員3名

概要

ロスカナス共和国はT-90MBをローとして中東から輸入した戦車をハイとして使用していたが、中東側による拡張政策等に危機感を感じ共和国軍は輸入戦車を軍人基盤として使用するのは戦争などが起こった時に対してアドバンテージを取られてしまうと考え、新たな高性能戦車の開発に着手した。
模倣した形状としてはロシア軍試作戦車であるT-80UM-2で武装はグラン・メキシコ軍と共同で開発された135mmの大口径APSFDSを採用、貫徹力は1600mmを超える能力を持つが、より発展させるためにAPSFDSの弾芯をブラジル州で非常に多く産出されているタンタル合金を弾芯に採用した物や迫撃性能を持つ特殊榴弾などユニークな武装を多数搭載する。

武装

砲塔は完全な新設計のものが搭載された。
T-80UM-2を模倣した設計であり、従来のT-90MBシリーズとは異なり、砲塔後部に張り出したバスル部分を設けてその内部に主砲弾を搭載している。主砲は、従来のものとは異なる135mm滑腔砲「X-CA serpiente」が採用された。
X-08 Selva Tigreは敵戦闘車両との直接砲撃戦によって被弾するリスクを避けるために、戦車共通の直接照準射撃法だけではなく、南米のジャングルや渓流などを利用するために視程越え射撃法も標準的な攻撃手段としている。これにより戦車でもあるが簡易的な迫撃性能を持たせることに成功している。X-CAはT-90MBで行われたスマート榴弾システムをより発展させ、信管調停等が電磁気的に行なえる高機能砲弾とのデータリンク用にコイル状のインターフェースを付け加える事でより先進的なシステムを構築した。また、135mm砲弾を装填する事は砲手に負担を強いると考えたためAPSFDSはT-90MBとは異なり一体型とした上で装填補助装置を搭載した。砲身と砲塔部分後部には排熱システムが備えつけられ、エンジンの排熱を抑える。また、135mm砲を覆うように完全な四角形の砲身冷却用外板が取り付けられており対電波・対赤外線に対するステルス性能を考慮している。

装甲・防御

砲塔バズルは135mm砲弾に合わせているが戦闘プラットフォームシステムであるPCCA-1と同じく主砲の換装とバズルの換装が可能となっている。弾倉部の砲塔上部装甲はブローオフ・パネルになっており、被弾時に搭載弾薬の誘爆によって内圧がある程度上昇すれば車体内部被害の軽減化のために吹き飛ぶ構造になっている。また、ブローオフパネルと接続されている隔壁にも複合素材が使用されており、車内乗員の生残性を向上させている。
またアクティブ防御システムにはT-90MB-Sと同様にアルマジロAPSシステムと「アルベンス」アンブレラAPSを複合搭載している。

機動・エンジン

本戦車のエンジンには従来の戦車と一線を化す電気式ハイブリッドエンジンが搭載されている。
電気式ハイブリッドエンジンを使用した理由としては機動性の向上、排気熱量の低減によるステルス性の向上、燃料使用量の低減や戦地での発電能力など様々なメリットが得られるからである。
期待される効果としては以下のものがある。まず、電動機による低速大トルクにより加速性が向上し陣地転換や機動攻撃などの柔軟性をより持たせることが可能で戦術の幅を向上させることができる。次にエンジン、蓄電池のどちらか一方でも行動でき、故障や破損等に対する残存性が向上。エンジンを停止して走行でき、赤外線による被発見性を低減させる事でステルス性による先制攻撃能力と隠蔽性を同時に持たせることができ、また我が国で開発された赤外線ステルスシートを使用する事で夜間戦闘における被発見率は大凡20%前後程度にまで下げることが可能であるとの結果がある。次に、燃料使用量の低減給油間の行動距離を延伸と行動に必要な燃料の輸送隊力を削減を可能で兵站の安定化などにも貢献している。本車両に採用されているATG-17000ハイブリッドエンジンはT-90MB-S型に比べて加速能力の上昇と約44%もの燃費能力の向上が見られた。
エンジンのメカニズムは大容量小型バッテリーとディーゼルエンジンのハイブリッドで非常に高出力のパワーを叩き出す事に成功している。ATG-17000ハイブリッドエンジンは1基あたり500psを発生する電気モーターを後部エンジンに組み込み、バッテリーのみで最高出力2,000psを達成する事に成功している。最大トルクは173.4kgf・mでディーゼルエンジンが破損した場合でも三十分はバッテリーのみでの走行が可能となっている。電力を供給には小型で大出力のリチウムイオンバッテリーを採用しており、蓄電容量2000kW・70kWhの大容量バッテリーをミッドシップに搭載する。製造はSIMA社とインダストリアル・ソブレナス社が共同で立ち上げた会社である「SIMA・Industrias」が開発した。
なお、戦場でのバッテリーが切れた場合でも給電車による充電も可能で出力420kWの急速充電器を使用することで、およそ10分で完了する。
新開発されたSIMA社製のATF-278直列5気筒ディーゼルエンジンが生み出す700馬力の回転力は直結された発電機によって電気エネルギーに変換される。一部はリチウム・イオン・バッテリーに蓄えられ、他は搭載電子機器や空調機、砲塔回転などの電源として消費されるが、多くが4基の車体駆動・操向用電気モーターに給電される。
電動モーターで発電することで車体の運動エネルギーを減殺する回生ブレーキも使用される。また、従来のトランスミッションによってギクシャクと変速していた無駄が排除され、電動モーターによってスムーズでエネルギーに無駄がない駆動が行なわれる。電動モーターの特性により、駆動力の立ち上がりが瞬時であり、低速時のトルクも従来のトランスミッションとはくらべものにならない程柔軟な立ち上がりを可能としている。
また、従来のトランスミッションに比べて単純で小さなギヤ部は故障が少なく保守頻度や交換部品の供給といった兵站への負担も軽くて済む利点があり、変速機の頻繁な消耗をできる限り抑えることにも成功している。
大きな発電機が生み出す豊富な電力は、将来搭載される新たな情報機器・電子兵器の拡張性に対する余力を提供する。

ベトロニクス

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

運営以外編集禁止記事

メニューサンプル1

運営の補助記事

国家

国家

内政・外交

立法

行政

司法

外交

金融

観光

教育

国際社会・各種データ

国際情勢

国際法

国際機関

国際イベント

各国データ

インフラ

  • 鉄道一覧?
  • 各国の空港一覧?

軍事

軍事

産業

貿易

宇宙}

人物

人物

家系

その他

その他

歴史・設定

ランキング

  • 面積ランキング?

メンバーのみ編集できます