元々航空機関砲用に開発された電動式3砲身ガトリング砲であったがトライアルにて他が採用されたため、Mi-35B3に搭載可能な様に軽量化され、改良が施された。生産者はインダストリアル・ソブレナス社である。
700発のベルトリンク弾薬が弾倉から供給され、給弾システム内の弾薬とあわせて750発の弾丸を携行する。射撃レートは1分間に650発で射撃訓練では通常、30-50発のバースト射撃を行う。
スコーピオン対戦車ミサイルはグラスファイバーと強化プラスチック繊維性の容器に格納された攻撃ヘリなどに搭載される対戦車ミサイルである。地上用の兵器にも搭載可能で汎用性も高い。誘導方式は電波誘導方式と赤外線アクティブ誘導方式がある。弾頭は2段方式のタンデム弾頭を使用しERAなどに対しても効果を発揮する。
・射程 4km
・速度 M1.8
・誘導方式 電波誘導/赤外線アクティブ
・貫通力 RHA 900mm
・M-12-D
高爆発性の炸薬を充填したサーモバリック弾頭。対人、非装甲目標、建造物に対して大きな効力を発揮する。
・M-12-S
多目的スマート弾頭(HEMP)、このバージョンにはヘリコプターや近接時の航空機、また軽装甲目標に対しても使用可能な近接信管装備のミサイルでターゲットから4mの範囲に接近すると炸裂する。
・M-12-V
スコーピオンをより改良し、射程を大幅に(10km)に拡大した改修型で改良された弾頭はERA貫通後1020mmの圧延装甲板を貫通する能力を持つ。