第2.65世界線　【架空国家を作ろう】

ビザンツ・ギリシア帝国の法務省治安維持局が運営する属州シリア内に存在する強制収容所。主に国家反逆罪などの重罪者が収容されている。
場所は秘匿されており、地上にあるのか地下にあるのかさえ分かっておらずまた、この収容所の詳細を知っているのは皇帝以下一部の上層部のみと秘匿されている。

シリア強制収容所は属州シリア内に3か所あり、そこはそれぞれα、β、γと呼ばれている。収容人数はそれぞれ500人、800人、600人となっており現在はそれぞれ半数近くが収容されているという。この収容所は属州シリア内の重罪者だけではなく本国や他の属州からも収容されている。
収容所内では小銃などの武器の製造が行われている。これらは反乱防止の為に部品ごとに製造されており、例として挙げればαでは弾薬を、βでは銃身を、γではグリップと言った具合に分けられている。重罪者が収容されているため、反抗的な者は容赦なく折檻を受けるという。

この収容所に入れられる者は反帝国主義者や民主主義者、共産主義者等が主に収容されているらしい。しかし、それ以外にも現体制に不満を持つ者が入れられており常に重労働を受けて過労死する者が後を絶たないという噂が流れている。
これらの噂は公式に発表された情報がわずかしかない事も拍車をかけており実態は未だ国民に知られてはいない。