第2.65世界線　【架空国家を作ろう】

2008年にグラナダ＝ヘーゲモニア帝国で誕生した。当初は継承権が低く当主になれる可能性は低かった。その為、貴族としてよりも平民のように育っていたが転機は唐突に訪れた。グラナダ＝ヘーゲモニア帝国が崩壊しエリゼオはその身柄をファーティマ・イスラーム共同体人民共和国に拘束された。本来はそのまま短い生涯に幕を閉じるはずだったが同じローマ系の国家という事でビザンツ・ギリシア帝国に保護される事になった。ファーティマ・イスラーム共同体人民共和国から飛行機でアテネまで移送されると空港では歓待を受けた。しかし、その数時間後に当主が死ぬとエリゼオがビザンツ・ギリシア帝国の勧めで当主となる事が決定し内外に発表される事になった。
更にギリシア3世の妹であるルアーナと婚姻する事となり皇帝家との関係を深める事となった。現在はルアーナとの新婚旅行に出ておりエーゲ海の島々を巡った後に属州マケドニアの属州弁務官に就く予定である。属州弁務官は初めての経験と言う事もありそれまでの属州弁務官が副官として補佐に回る事となっている。

大人しく、自己主張は少ない。たくさんの人と楽しむよりも一人でいる方が好きというタイプの性格をしている。しかし、ギリシア3世を始めとしたビザンツ・ギリシア帝国では彼の性格を考慮して当主としての公務の負担を減らすなどしている。

「僕は別に当主になりたかったわけじゃないです……」（当主就任が決定した時の言葉）
「……父上はとても元気でこのくらいで倒れるような方ではなかったはずなのですが……」（前当主死去を聞いた時の呟き）