最終更新: unknown_wowaka 2022年03月10日(木) 13:25:56履歴
1000型火力支援大型巡洋艦は、中華人民解放軍海軍が運用している大型巡洋艦である。その船体サイズと武装から戦艦と呼称されることも多い。
1000型火力支援大型巡洋艦の設計思想は対地用モニター艦と呼べるようなものである。
求められた条件は「時間辺りの投射能力に優れた155mm以上の大口径砲を多数搭載する」「優れた命中率を持つ」「地対艦ミサイルからの最低限の防御能力を備える」という三点のみであり、本級はこれを前提として開発されている。
求められた条件は「時間辺りの投射能力に優れた155mm以上の大口径砲を多数搭載する」「優れた命中率を持つ」「地対艦ミサイルからの最低限の防御能力を備える」という三点のみであり、本級はこれを前提として開発されている。
船体サイズは全長 260m、全幅33m、喫水9.5mである。排水量は満載42,000tと第二次世界大戦の巡洋戦艦に匹敵するものとなっている。レーダー反射面積を考慮し、艦上構造物は徹底して傾斜をつけており、艦上に露出する装備も出来るだけ艦内に格納するように作られている。
船体は主要部に150mm程度の均質圧延鋼装甲が張られており、砲塔と弾薬庫には25mmの均質圧延鋼装甲で100mmのケブラーを挟んだ合計150mmの複合装甲が張られている。装甲配置は第二次世界大戦の戦艦や巡洋艦と酷似した集中配置を採用しており、現代艦としては特殊な設計思想を持つことが分かる。
この装甲はハープーンなどの亜音速対艦ミサイルに対するものであり、P-800を筆頭とする超音速対艦ミサイルに対しての防護を考えたものでは無い。例えば、P-800のミサイル本体の重量は3.9t、弾頭重量は250kgであるが、大和型戦艦の40.6cm砲の徹甲弾の砲弾重量は1.4tであり、運動エネルギー量はP-800が圧倒的に上回っている。例えP-800の弾頭がただの榴弾だとしても、運動エネルギーだけで装甲が叩き割られる可能性すら存在する懸念があり、中華人民解放軍海軍はこれらの例から、重対艦ミサイルに対する装甲による防御は意味が無いと早々に判断していた。
この装甲はハープーンなどの亜音速対艦ミサイルに対するものであり、P-800を筆頭とする超音速対艦ミサイルに対しての防護を考えたものでは無い。例えば、P-800のミサイル本体の重量は3.9t、弾頭重量は250kgであるが、大和型戦艦の40.6cm砲の徹甲弾の砲弾重量は1.4tであり、運動エネルギー量はP-800が圧倒的に上回っている。例えP-800の弾頭がただの榴弾だとしても、運動エネルギーだけで装甲が叩き割られる可能性すら存在する懸念があり、中華人民解放軍海軍はこれらの例から、重対艦ミサイルに対する装甲による防御は意味が無いと早々に判断していた。
機関は統合電気推進を採用し、30MWのガスタービンエンジンを6基、15MWのディーゼルエンジンを2基搭載している。当初は艦の大きさから原子力艦とする計画も存在していたが、コストパフォーマンスの悪さから見送られた。
主砲口径、自動装填装置、船体サイズの兼ね合いから、主砲は055型駆逐艦用に開発されていた155mm次世代火力支援システムの口径を203mmまで拡大、三連装化した、203mm三連装次世代火力支援システムを4基搭載することとした。1門辺りの発射速度は分間10発であり、一基で分間30発、艦合計では分間辺り120発の砲弾を撃ち込むことが可能となっている。
使用する砲弾は榴弾で砲弾重量160kg、装薬18kg。弾種は榴弾、徹甲榴弾、徹甲弾、射程延伸榴弾、射程延伸徹甲榴弾、GPS誘導榴弾、GPS誘導徹甲榴弾、レーザー誘導徹甲榴弾が用意されている。GPS誘導弾のCEPは15m程度、射程は80kmで、射程延伸弾の射程は共に180kmである。
使用する砲弾は榴弾で砲弾重量160kg、装薬18kg。弾種は榴弾、徹甲榴弾、徹甲弾、射程延伸榴弾、射程延伸徹甲榴弾、GPS誘導榴弾、GPS誘導徹甲榴弾、レーザー誘導徹甲榴弾が用意されている。GPS誘導弾のCEPは15m程度、射程は80kmで、射程延伸弾の射程は共に180kmである。
055型駆逐艦に搭載されている先進複合電子戦システムを搭載している。
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