第2.65世界線　【架空国家を作ろう】

この記事では、フェロー諸島の議会であるレクティングについてまとめる。

フェロー諸島は1948年に正式なデンマーク王国の自治領となった。政治は多党政治を基本としており、首相が政府の最高機関とされている。フェロー議会（レクティング）の議員は選挙によって民主的に選出され、任期は4年間となっている。7つの選挙区が存在し、議会は33議席、自治政府は首相を含む7人の議員で構成されている。選挙後に過半数を得票した党が与党となって、デンマーク女王(国王)?の名で与党の代表が首相に任命され、これらの自治システムは議会制民主主義に分類される。行政、立法の一部はデンマーク政府の権限下におかれるものものの、それ以外はフェロー自治政府が独自の法に則って管轄している。

2005年に制定された「テイクオーバー法」に基づいて、憲法、司法、外交や防衛、安全保障政策、金融政策、金融政策をのぞく全ての分野において、フェロー諸島は自ら責任を負い、自己の意思で選択をすることができる。自治政府が選択しなかった分野については、デンマーク政府・議会の管轄下に置かれ、デンマーク政府が責任を取り持つ形となる。デンマーク王国に属してはいるものの、デンマーク本土とは対等な関係にあり、フェロー諸島には幅広い自治権が認められている。関税・消費税などに関する税制や行政、経済政策の一部に関しては完全に独立している。