第2.65世界線　【架空国家を作ろう】

ビザンツ・ギリシア帝国が毎月のように行っている軍事演習の事で場所は西トラキアのラントゥート共和国との国境付近。戦車や戦闘ヘリ、歩兵による発砲や野砲の砲撃などの本格的な軍事演習である。

希欄戦争以降ラントゥート共和国に対する挑発行為、威圧行為は幾度となく行われてきた。その中で長期間に渡り行われているのがこの軍事演習である。この軍事演習では国境ギリギリを戦車が走行したり、砲撃を行う等をしている。
そして、演習の開始と終了時に国歌斉唱を行い、最後にラントゥート共和国の国家を無様な歌詞に改編し、音程が何処か外れた国歌を馬鹿にしながら歌い終了する。軍事演習中にはラントゥート共和国の国旗を的に砲撃や銃撃練習も行われており戦車や歩兵に踏みつぶされる等の挑発行為も行っている。

国内ではこの動きを歓迎している。「偉大なる我が国の素晴らしい軍事演習を前にトルコ人どもは茫然と見ている事しか出来ていない。彼らは自らの愚かさを毎月のように見せられているのだ」とビザンツ・ギリシア帝国軍の将軍が語っている。
更に国境付近には這いつくばるトルコ人の頭を踏みビザンツ・ギリシア帝国の国旗を高々と掲げるギリシア人の銅像が建てられている。その銅像には「このトラキアはビザンツ・ギリシア帝国の土地であり母なる大地である。何時か薄汚いムスリム擬きどもから取り戻さん」と彫られている。