コリントス
最終更新：
suzuki_hayate 2022年03月22日(火) 20:27:14履歴
コリントス | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 国 | ビザンツ・ギリシア帝国 |
| 地方 | ペロポネソス地方 |
| 面積 | 102k�� |
| 総人口 | 60,000人（6万人） |
| 隣接都市 | |
| 市長 | |
概要 
ビザンツ・ギリシア帝国の都市。2度の地震を得て内陸に8�卞�ったところに現在の都市が建設された。
歴史
ギリシア本土とペロポネソス半島の丁度つなぎ目に位置するこの地は貿易だけでなく戦略的にも重要であった。その為、古来より常にこの地を争って攻防が繰り返されてきた。旧コリントスは遺跡、商工業都市として発展した古代都市を今に伝えている。
現在の町は、旧コリントスが1858年の地震で崩壊後、港の奥に建てられたが、1928年に再度地震に遭い、今の場所に再建された。
現在の町は、旧コリントスが1858年の地震で崩壊後、港の奥に建てられたが、1928年に再度地震に遭い、今の場所に再建された。
立法
条例
他の都市と同じように、遺跡を保護するための条例などが出ている。
行政
産業
文化
交通
交通の要衝だったというこの都市は現在でも交通の要衝と言っていい。
経済
観光
コリントス運河
南ギリシアとイオニア海やイタリア方面を結ぶ大切な海のルートとして、今も使われている高さ80m、幅23m、長さ6343mの運河。運河の途中に鉄道と道路の橋が渡っており、互いの行き来をしやすくしている。
旧コリントス遺跡
古代コリントスが最も隆盛を極め等の葉紀元前7世紀。ギリシアが地中海沿岸に多くの植民市を建て、国内の商業が発達し始めた頃、僭主制の下で有力な商工業都市として大いに栄えた。造船の分野でも画期的な3段櫂船（漕ぎ手の席が3段になっている大型船）を開発し、海軍を強化させて海上貿易をより発展させた。陶器やオリーブ油、ワイン、金細工などが主な輸出品となっている。当時、西方への貿易はほぼコリントスの独占状態だった。
やがて紀元前5世紀頃になると、アテネの繁栄に伴い一時その力は衰退するが、紀元前3世紀のアレクサンドロス3世の時代にギリシア都市国家コリントス同盟の長として君臨した。ローマの植民地時代には、ローマン・ギリシアの首都となり、再び商業都市としての活気を取り戻した。旧コリントス遺跡に残る商店跡は、その時の繁栄の様子を見ることが出来る。
やがて紀元前5世紀頃になると、アテネの繁栄に伴い一時その力は衰退するが、紀元前3世紀のアレクサンドロス3世の時代にギリシア都市国家コリントス同盟の長として君臨した。ローマの植民地時代には、ローマン・ギリシアの首都となり、再び商業都市としての活気を取り戻した。旧コリントス遺跡に残る商店跡は、その時の繁栄の様子を見ることが出来る。
ピレーネのイズミト天馬ペガサス
河神アソーボスの娘ピレーネは、海神ポセイドンと交わり二人の子を産んだ。しかし、子供は二人とも悲惨な死を遂げたため、ピレーネは悲しみのあまりなき止む事が出来なかった。やがて彼女の体は涙で溶け、そこには泉が出来たという。これが旧コリントス遺跡にある「ピレーネの泉」であると言われている。
また、見る者を石に変えるメデューサの首が切り落とされた時に滴った血から生まれた不死身のペガサスは、翼のある馬だった。コリントスの王子ベレロポンは馬使いの名人で、この天馬ペガサスの調教を熱望していた。
女神アテナは彼の祈りを聞き届け、夢枕に立った。女神の言う通り、ベレロポンがピレーネの泉に向えば天馬ペガサスが泉の水を飲んでいた。彼は女神から与えられた黄金の轡を持って近づくと、それまで誰も捕まえることが出来なかったペガサスは大人しくなり彼は手に入れることが出来た。
その様に二つの伝説があるピレーネの泉だがそれとは別に天馬ペガサスが蹄で大地を打った時に湧き出したものと言う説もある。
アポロン神殿
旧コリントス遺跡の西側の入り口から入るとすぐにグラウケの泉があり、その南側に考古学博物館がある。その周りには商店やローマ時代の小さな神殿があったといわれている。遺跡の頂上にあるアポロン神殿は紀元前6世紀に建てられ、ギリシアに残る神殿の中で最も古いものの一つとされている。木造神殿から石造に変わった初期のもので、現在一つの石から造られたドリア式の柱が7本残っているが建設当時は円柱が38本あったという。
魔女メディアの復讐とグラウケの泉
黒海の東沿岸コルキスの王女メディアは、魔力を持っていた。彼女は金羊毛を求めてやって来た英雄イアソンと恋に落ち、魔術を駆使して彼を助け、妻となった。しかしふたりは彼の故郷だったイオルコス（ギリシア北西部）を追われ、コリントスに落ち伸びる事となった。二人の間には子供もいたが、コリントスの王クレオンが娘グラウケとの結婚と王位継承を申し出ると、イアソンはこれを受け入れてメディアを捨てた。
怒りに燃えたメディアは毒を塗った花嫁衣装をグラウケに贈る。これを着た彼女は火達磨になり、助けようとした父親のクレオンと共に焼け死んだ。この時、暑さのあまりグラウケが飛び込んだのが「グラウケの泉」だと言われている。
怒りに燃えたメディアは毒を塗った花嫁衣装をグラウケに贈る。これを着た彼女は火達磨になり、助けようとした父親のクレオンと共に焼け死んだ。この時、暑さのあまりグラウケが飛び込んだのが「グラウケの泉」だと言われている。
考古学博物館
新石器時代からローマ期までの、この遺跡と地方一帯で出土した品が展示されている。中でも、紀元前8世紀〜紀元前7世紀のコリントス式陶器が有名で、これらは小アジアとの貿易によってオリエント美術の影響を受けており、東方化様式とも言われている。壺には動物や空想の怪獣、植物などが描かれ、それ以前に主流だった幾学模様に比べるとかなり装飾的で、その後の壺絵に大きな影響を与える事になった。古代コリントスが貿易都市として繁栄した紀元前7世紀に、この地が全世界と繋がっていたという事実は、この壺と同じ物が各地で発掘されている事が証明している。
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