第2.65世界線 【架空国家を作ろう】 - 統一君主国王立医療サービス協会
統一君主国王立医療サービス協会(Royal Medical Service/RMS)とは、統一君主国民が居住地や貧富の差などで提供される医療に差が生じないように民間医療を補完するとともに、国民皆保険制度の実施機関として、統一君主国医療保険法の規定によって、全額若しくは一定額の国民の医療費を負担することを設置の主たる目的としている。RMSには、統一君主国年間予算の15%が投じられている。統一君主国が法律で設置している3の国民皆保険(王立年金サービス/王立医療サービス協会/王立育児支援協会)の中で最も大きな予算が生じる保険機関である。
保険管理機関としての側面も持つがおおかた、その立場は公費負担医療によるユニバーサルヘルスケアに位置づけられ、利用者の健康リスクや経済的な支払い能力にかかわらず、臨床的必要性に応じて利用可能であり、自己負担金額は無料か極めて少額である。また、外国人も合法的に統一君主国に滞在していると認定を受けられれば、RMSのサービスを利用することができる。

運営

RMSは、各君主国ごとに設置されており、それぞれが中央機関から指示、助言、指導を受けるという形で存在している。指示、助言、指導の範疇であれば、比較的自由に医療サービスを展開することができ、それぞれの地域の実情に合わせた医療サービスの展開が可能となっている。また、収益等の関係で医療サービスの設置が難しい地域に、診療所をおいたり、救急医療体制を整えるという使命もあるため、法律で定められた範囲でそれぞれ僻地医療格差をなくすための様々な施策をしている。これを予算や政策などの面からサポートするとともに、救命分野の司令塔となるのが僻地医療サービスである。