レーダー板 | |
ARY-7は、主力フリゲートに搭載されているARY-6の発展型であり、2つの主要なレーダーとセンサーで構成されている。
この2つを調整するためにレーダー制御装置を装備しており、2つは主にSレーダーとWレーダーと呼ばれている。Sレーダーではボリュームの探知や追跡、弾道ミサイルの種類の判別から防衛種別までを行い、さらにミサイルとの通信も行う。Wレーダーでは水平的な探知の他、精密探知や終末誘導などを行う。
さらにレーダー航法や潜望鏡探索まで、さまざまな機能が統合されている。
このようなシステムはARY-6までにはなく、ARY-7からである。しかしARY-7は弾道ミサイル迎撃に特化したため空中の標的に対してはARY-6以上の能力を発揮するが、対艦攻撃に関してはARY-6に劣ってしまう。
このレーダーは画像にもあるようなレーダー板を艦橋下に4枚設置するため、システムタワー(HST)を装備する必要が無い。しかしこれが結果的に対艦攻撃能力の若干の低下を招いてしまっている。