CIC | |
ガルス型フリゲートの最大の特徴は、この360度スクリーンで覆われたCIC(戦闘指揮所)である。95名という少ない人材で運用するためにあらゆるシステムを統合し、CICから外の状況を直ぐに確認できるようにしている。さらにこのCICには敵から攻撃を受けた場合にダメージを受けた箇所や、破損によるシステム停止など、様々な被害を即座に確認することが出来るスクリーンが設置されている。
この先進的なCICは、360度に設置されたモニターから外の映像が見られる事や、その構造などから「まるでSFの宇宙戦艦のようだ」とも言われている。
先程あらゆるシステムを統合したと記述したが、それと360度モニターを合わせた機能も搭載されている。それが「拡張現実機能」である。
モニターに映し出された外の映像に、さらにレーダーやソナーなどから得た情報を映し出すことで、状況認識力の拡張や無人機操作が容易に行えるようになっている。
さらにこのCICはNBC対策も艦内で最も徹底されている。艦橋やその他の区画も非常に高度なNBC対策構造が施されているが、このCICでは特に対策が強化されており、「艦内の避難シェルター」とも言われている。
またEMPの発生によって生じるであろう被害に関しては、「対策はしっかりしてある」とされている。