シュタインナイルナイト=シュナインゲン家による統一君主国3つめの王朝である。1657年に現王朝であるブランック=シュビーデンブルグ家との対立によって、滅亡した。主に前期、後期、終期に大分されるが、概ね絶対君主制を旨とした治世がその特徴である。統一君主国の中世中期から近世の最初期を支配した
*1。前期は、国内の平定と大陸への進出に、後期は東部島嶼部への進出と絶対君主制と強大な海軍力をもとにした対欧外交、終期は、立憲君主制を主張するブランック=シュビーデンブルグ家との対立と滅亡という歴史に分けられる。200代国王ラルラインナイト=シュタインナイルナイト=シュナインゲンの時期が最盛期である。190代から203代(二王朝時代を含めると206代まで)の13代(若しくは16代)の国王を輩出している。また、現在の王朝はこの王朝との対立で生まれたものではあるが、元々はこの王朝の貴族家であり、紋章もこのときのもののままであるためシュビーデンブルグ王朝は、シュナインゲン王朝の治世の一部と見る見方もある。この、治世を「絶対君主制的な劣悪な治世」とする学者もいれば、「統一君主国の礎を築いた偉大な王たちの時代」とする学者もおり、統一君主国四王朝の中でも最も評価が分かれる治世でもある。